Interview
社員インタビュー

Interview
社員インタビュー

開発部 商品開発グループ

H.Y.

社会に役立つ素材開発 
量産まで関われる喜び

今どんな仕事をしていますか

新しく社会に役立つ素材を作れないか研究開発するのが自分の仕事です。今は医療分野で物質を分析するのに役立つ「クロマトグラフィー」に使われる素材の開発を行っています。SDGs(持続可能な開発目標)に注目が集まっていますが、健康や福祉の分野に貢献できる仕事です。

大きな研究所だと開発部門は開発だけで仕事が完結しますが、この会社では自分が開発したものを実際に製品にするところまで関わることができます。私の属する開発部と実際に製造を担当する生産・技術部も同じ敷地内にあるので、開発した新製品を量産するときにも「ちょっとそこまで」という感覚で相談しながら作業が進められます。自分も将来的には工場に新たな設備を導入するような大きなスケールの開発をやってみたいですね。ものづくりに取り組む者としてはとてもやりがいを感じる職場です。

なぜこの会社に入社したのですか

出身は佐賀ですが、福岡の大学に進学し就職は九州内がいいなと思い企業を探していました。大学院で微生物による環境浄化の研究をしていたのですが、その時に使っていた分析装置の素材を、実はこの会社が作っていたのです。大学院での研究が今の職場にそのままつながっているわけではないのですが、自分自身がエンドユーザーだったので、他の就職先の候補もありましたがこの会社に決めました。

就職を決める際にAGCという言葉が社名に入っているので安心感はありましたが、入社する前は「名前はついているけれど、親会社とはあまり関りがないんだろうな」と思っていました。しかし実際に開発部に所属してみると、AGCと共同研究したり、先輩たちは東京で研究発表をしたりと交流が多く、入社して良かったなと思います。開発部のリーダーもAGCの人ですし、エスアイテックからAGCに出向して勉強し、北九州に帰ってきて開発している人もいます。

入社を考えている人にメッセージを

新しい風が入ってくるのはとてもうれしいです。自分もまだ3年目、初めてのことばかりで大変でしたが、この会社には困った時には部署を越えて誰にでも相談できる雰囲気があります。日々の仕事では大変な時もありますが、残業は多くないのでプライベートもしっかり充実させることができます。仕事もプライベートもいろんなことを楽しめる人に入社してほしいですね。