Interview
社員インタビュー

Interview
社員インタビュー

生産・技術部 製造グループ

S.H.

人知れず社会貢献する
「縁の下の力持ち」

今どんな仕事をしていますか

シリカを実際に作る製造の仕事を担当しています。「シリカ」と言っても普通の人にはあまり伝わらないので、僕は人に説明するときは「粉体を扱っている」と言っています。シリカはミクロンの世界の製品です。その中でも色々な性質を持たせた製品があり、仕様に応じて製造条件を変更しながら、お客様のニーズにお応えする形でシリカを製造していきます。製品や工程ごとにプラントが分かれているのですが、僕は中間工程で次の工程に素材を渡していく作業を受け持っています。

なぜこの会社に入社したのですか

高校を卒業してすぐにこの会社に入り10年経ちました。北九州・若松の出身なので地元の会社がいいなと考え、高校の先生に相談したところ、たまたま求人があったのです。正直言って最初は「何の会社?」と感じましたがAGCという親会社は知っていたので、条件面などを調べて採用試験に臨みました。

入社して感じたのは福利厚生面の良さ。社食が安くて助かっています。会社の近くにはあまり飲食店がないので昼休みはみんなで食堂に集まっています。お風呂場や洗濯機もありますし、生活面での補助金があるのも助かります。自分の頃までは社員の採用が少なく一番下な時代も長かったのですが、最近は採用人数が増えてようやく後輩ができました。退職する人もほとんどいないので賑やかな職場です。

入社を考えている人にメッセージを

シリカは化粧品の原料になったり、医薬品の精製に使われたり、目には見えないけれども幅広い分野で社会の役に立っています。人知れず社会貢献する「縁の下の力持ち」のような仕事です。この会社に入ってから化粧品のパッケージの成分表示に「シリカ」と書いてあるのを見て誇らしく思った記憶があります。

新入社員にアドバイスするなら「元気が一番」です。僕は高校時代スポーツしていたので、まず元気よく挨拶してもらえれば第一段階はOK。その後に化学知識の勉強です。自分も高校は普通科の卒業なので化学の勉強は入社してから。最初は技術的なことが全然わからなくて大変でしたが、元気とやる気があれば大丈夫。現場に入ってから上司や先輩から教えてもらえます。

10年たちましたが自分もまだまだ勉強が必要。今はまだ上司の指示に従って作業をしていますが、早くリーダーになってこれから入社してくるみなさんに仕事を教えてあげたいと思っています。